投稿:2025-09-26
更新:2025-09-28
N Backトレーニングとは脳のワーキングメモリという機能を鍛えられることが科学的に示唆されているトレーニング手法です。Dual N Back(通称:DNB)などが有名ですね!
感情のコントロール・マルチタスク能力の強化・ケアレスミスの減少など、多くの人が抱える悩みを解決できる可能性を秘めていると言われています!
ただ、ニッチな分野ということもあり解説記事は少なく、これから遊び始めようという方にはどうやってプレイしたらよいのか分かりづらいですよね。
ということで、今回はUltra N Back(UNB)というN Backトレーニングアプリの実際の画面を使って、プレイ方法を解説したいと思います!
まず、前提としてN = 1 という表記が出てきますが、これはN Back課題において、1つ前までの情報を覚えてくださいという意味です。
左にAという文字が出たことを覚えておきます。
まだ、1文字目なので、1つ前の情報はありませんね。ということで、何もしなくて大丈夫です。
左下にAが出ました。一つ前の情報は左にAでした。ということは、
ということで、情報が一致する文字のボタンをタップします。
右下にEが出ました。一つ前の情報は左下にAでした。ということは、
したがって、一致する情報がないのでどちらのボタンもタップする必要はありません。
右下にTが出ました。一つ前の情報は右下にEでした。ということは、
ということで、情報が一致する場所のボタンをタップします。
これをゲームが終了するまで繰り返します。
次は少し難易度を上げてN = 2の場合も見てみましょう!
初見だと、N = 2は記事で読んでも少し難しく感じるのはなんら不思議なことではないので、一緒に考えながらじっくり読んでみてください。
N = 2 は2つ前までの情報を覚えてくださいという意味でしたね!
まず、下にOが出たことを覚えます。 二つ前の情報はないので、ボタンは押さなくてOKです。
中央にEが出たことを覚えます。 STEP1と同様に二つ前の情報はないので、ボタンは押さなくてOK。
現在STEP2
STEP1の情報は下にO
左下にAが出たことを覚えます。 2つ前の情報は下にOでしたね。つまり場所も文字も一致しないので、どちらのボタンも押さなくてOKです。
現在STEP3
STEP1の情報は下にO
STEP2の情報は中央にE
右下にEが出たことを覚えます。 2つ前の情報はSTEP2の中央にEでしたね。つまり場所は一致しないが、文字は一致しているので、文字のボタンをタップします。
現在STEP4
STEP2の情報は中央にE
STEP3の情報は左下にA
あとはこれをゲーム終了まで繰り返します!
要点をまとめると、N = 2であれば2つ前までの情報を覚えておけば良く、今でた情報と2つ前の情報で場所が一致するなら場所のボタンを、文字が一致するなら文字のボタンを押せば良いということですね。
解説付きであっても、N = 2はまだN Backをはじめたばかりの方にとっては難しいことが多いと思います。複数の操作を記憶することに加えて、情報が一致しているのであればボタンを押す、新しい情報が出たらすぐに記憶を更新するという行為が必要になります。
これは、脳に効きそうですね...
いかがでしたでしょうか。
あとはどれだけNの数が増えても同じように考えれば大丈夫です。是非、N Back課題で脳を鍛えてみましょう!
今回説明に使用したUltra N Back(UNB)は先日私が開発したアプリで、単にNバックトレーニングができるだけでなく、脳に与える刺激の種類を選択できたり、成長の記録をグラフで可視化できたりと、N Backタスクアプリの完全決定版とも言えるアプリとなっています!
気になった方は、是非遊んでみてください。また、「あまりやり方が分からなかった...」という方はアプリの画面を見ながら解説記事を読むとさらに理解が深まると思います!
Ultra N Back - 脳トレ
集中力の向上・ミスの減少・マルチタスク能力の強化など、お手軽に脳のワーキングメモリという機能を鍛えることで、これらの能力を向上させることができるアプリを開発しました。
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